更新日時:2020年9月28日
行政書士 佐久間毅
>> 対面で会った回数・日数は、相手のためにどれだけの時間と労力を割くことができるかという相手を思う気持ちの強さのバロメーターなので、対面で会った回数が少ない場合は、よほど説得的な申請書類の中身にしないと不許可になります。
>> 対面で会った回数・日数は、入管での審査で非常に大きなウェイトが置かれています。対面で会った日数が少ないと、他の条件にかかわりなく、一発で不許可になることも多いです。
配偶者ビザ申請における重要な審査項目のひとつが、「偽装婚ではないか」のチェックです。そして、実際に対面で会った回数と日数が多ければ多いほど偽装婚の可能性が小さいことはお分かりいただけると思います。
5年の交際期間のあいだに数えきれないほどのデートを重ねていながら、実は偽装婚でしたということは通常はないはずです。
逆にいえば、対面であった回数が少ないと、結婚相手の意図が日本人からも入国管理局からも見えにくいので、真実の結婚であることの証明のハードルが非常に高くなります。
立証責任は申請人側にありますので、補強証拠などを効果的に活用しながらあの手この手で説得する必要があります。対面で会った回数が少ない場合には一般的な申請にくらべて補強証拠の役割が大きくなります。
〇よく一緒に読まれている記事
▼記事は下につづきます▼
【2020年】東京・アルファサポートがノウハウを駆使して東京入管から取得した中国人の奥様の配偶者ビザ
【2020年】東京・アルファサポートがノウハウを駆使して東京入管から取得したフィリピン人の奥様の配偶者ビザ
【2020年】東京・アルファサポートがノウハウを駆使して東京入管から取得したイタリア人のご主人様の配偶者ビザ
【2020年】東京・アルファサポートがノウハウを駆使して東京入管から取得したアメリカ人の奥様の配偶者ビザ
実際に対面で会った回数は、その相手のためにどれだけの時間を割くことができるかを端的に示しています。かけがえのない相手と一緒の時間を過ごすためならば、万難を排して対面で会う機会をつくるはずです。対面で会った回数は、相手をどれだけ大切に思っているかのバローメーターのひとつであり、対面であった機会や時間を証明すればするほど、結婚の意図が真実のものであることを間接的に証明してくれます。
いっぽう、対面で過ごした時間が少ない場合は、別の方法で、結婚の意図を立証するしかありません。結婚の意図とは「内心」なので、なかなか外からは見えづらいです。この内心が表に現れた具体的な行動として、何を証拠として提出することができるか、ご自身の交際を徹底的にふりかえってみる必要があります。みんビザ™がお勧めする配偶者ビザのプロにご相談すれば、あなたのケースにおいて何が有効な証拠となりうるか一緒に検討してくれるでしょう。>>こちら
***
老舗の名店が秘伝のタレのレシピをインターネット上で不特定多数に公開することがないように、
みんビザは日本で最もクオリティの高い配偶者ビザ専門サイトですが、
この記事で皆さまに無料でシェアすることができた情報は、弊社が申請で駆使するノウハウのごく入り口の部分になります。
より有益であり、許可・不許可の結果に直結するノウハウをお求めの方は、こちら。
〇よく一緒に読まれている記事
【2020年】東京・アルファサポートのお手伝いにより、中国人女性のお客様が、在留資格変更許可申請により在留資格「日本人の配偶者等」の在留カードを取得しました。
【2020年】東京・アルファサポートのお手伝いにより、アメリカ人男性のお客様が、在留資格変更許可申請により在留資格「日本人の配偶者等」の在留カードを取得しました。
【2020年】東京・アルファサポートのお手伝いにより、アメリカ人女性のお客様が、在留資格変更許可申請により在留資格「日本人の配偶者等」の在留カードを取得しました。
【2020年】東京・アルファサポートのお手伝いにより、ロシア人男性のお客様が、在留資格変更許可申請により在留資格「日本人の配偶者等」の在留カードを取得しました。
行政書士 佐久間毅(さくま・たけし)
東京都出身。慶應義塾志木高等学校、慶應義塾大学法学部卒。高校在学中に米国コロラド州のイートンでホームステイ。大学在学中は、他大学である上智大学の国際法の権威、故・山本草二教授の授業に通い詰める。大学卒業後は民間の金融機関で8年間を過ごし、現在は東京・六本木でビザ専門のアルファサポート・行政書士事務所を開業。専門は入管法、国籍法。